俺、イギリスに嫁ぎます。

ゲイの僕がイギリス人彼氏とCivil Partnershipを結ぶまでの道、とその後

Wedding Ceremony

全然更新してないうちに2ヶ月も経ってました・・・。

実は、先週式を挙げ、無事シビルパートナーとして結ばれました!

前のビザの記事がまだ途中ですが、忘れないうちに今日はその様子を綴っていきます。

 

式当日、朝からバタバタ。そのまま新婚旅行に行くのでその準備もしつつ、日本から来てた友達もその日の夜に出発するのでみんなで家中走り回ってました。

結婚式の衣装に着替えてタクシーに乗り込み、他のゲストとの待ち合わせ場所の式場の向かいのカフェへ急ぎます。式場はIslington Town HallのMayor's Parlour。式場が狭いのでゲストは12人だけでした。 みんなドレスアップしてステキで、特別な日なんだなぁと改めて実感。

カフェで一休みしてからみんなで式場に向かいました。しばしロビーで待っていると先に僕と旦那だけ呼ばれ式場に。実は、式場(とういか部屋)を実際に見たのはこのときが初めて。思ってたよりも広く、オーク材のパネルの壁と匂いが校長室を思い出させ、普段と違う環境に二人ともオドオド。

対応してくれたのは司会役の女性の方と、書類役の男性の方。Giving noticeのとき申請した名前、生年月日、住所や両親の名前の確認や、式の段取りの説明を一通り受けました。二人ともすごーく優しくてニコニコしててとても癒されました。普段イギリスの接客や役所の対応ってぶっきらぼうで態度の悪い人がほとんどなので、「ここイギリスなの?」って思うくらい驚きました。

そして、僕と旦那は一旦外へ出てゲストが入室して準備ができたところで、いよいよ式本番。音楽とともに入場。みんなが拍手で迎えてくれました。そのあとは緊張であんまり覚えてません。。。特に誓いの言葉の場面では、司会役の女性の言葉を繰り返すのですが緊張して噛み噛み。おかげで神聖というより和やかな雰囲気で式は進んでいったのでした。その後、(お互い手が震えながらの)指輪の交換、(慣れない万年筆でうまく書けない)サインを経て無事シビルパートナーとして認められました。よかったぁ、と一安心。30分くらいだったと思うんだけど、僕には1時間くらい長く感じられました。

 

式を終えて気づいたのは、心の変化があったことでした。式の直前までは、パートナーシップは二人が一緒に暮らすためのビザを取得する一つの段落で、形式的なもの、何も変わらないとずっと思ってました。でも、実際式で相手の目を見ながら誓いの言葉を言っていると、心がロックされたというか相手としっかり繋がったような気がしました。なんだか、おまじないにかけられたような感じでした。いや〜不思議。

 

その後の新婚旅行やお披露目パーティーの様子も気が向いたら書くかもしれませんが、ビザの情報優先でアップしていきたいなと思っています。

 

こんな、文字だらけの色気のないブログ読んでいただいてありがとうございます!