俺、イギリスに嫁ぎます。

ゲイの僕がイギリス人彼氏とCivil Partnershipを結ぶまでの道、とその後

イギリス国内からパートナービザの申請

 パートナービザを取得してからもう5ヶ月。早い〜!必死に思い出しながら書いていこうと思います。

 

◆2015年12月の情報です。ビザのルールは頻繁に変更されるので公式サイトで最新情報を確認してください。

www.gov.uk

 

 

7月にフィアンセビザで入国し、パートナーシップの式を挙げ、次はいよいよパートナービザへの切り替えです。用意した書類はこちら。

 

  • 申請用紙 FLR(M)
  • パスポート
  • シビルパートナーシップの証明書
  • IELTS Life Skills A1 スコアレポート
  • パスポートサイズの写真

【パートナーに用意してもらったもの】

  • パートナーのパスポート
  • 給与明細 6ヶ月分
  • P60's 4年分
  • 会社のボスからのレター(雇用を保証する旨の内容)
  • 銀行の取引明細書 6ヶ月分
  • パスポートサイズの写真

【住所証明の書類】

  • テナンシーアグリーメント(共同名義)
  • カウンシルタックスの請求書(共同名義)
  • 電気・ガス代の請求書(共同名義)
  • 水道代の請求書(共同名義)
  • 銀行の取引明細書(各々)
  • ブロードバンド代の請求書(自分の名義)
  • Premium Bondのステートメント(パートナーの名義)

 

フィアンセビザの申請書類と同じ物がほとんどだったし、前よりも少なかったので準備は比較的スムーズにできました。

IELTS Life Skills テストは a SELT unique electronic reference numberを申請用紙に記入すればスコアレポートの用紙は提出しなくてもいいのですが、reference numberがどれかはっきりせず、おそらく「UKVI Number」というのがそれにあたると思うけど、念のためスコアレポートも一緒に提出しました。(こういう表記の統一がしっかりしてないとかすごいストレスになる!)

一番大変だったのは住所証明の書類。共同名義の書類を6点!無い場合は足りない分だけ各々の書類を用意しなさいと。僕たちは共同名義の書類4点にそれぞれの名義のものを2点ずつ提出しました。このペーパーレスの時代、紙の請求書はいちいち問い合わせたりしないといけず結構面倒でした。

 

申請書類の準備が済んだらオンラインでヘルスケアチャージの支払い。ヘルスケアチャージはいわば健康保険料。2015年4月から導入されました。年間200ポンドで、ビザ期間分を前払いしないといけません。僕の場合は500ポンド払いました。

今までなら、NHSという国営の国民保険サービスで無料で診療が受けられたのに。ああ、どんどん移民に厳しくなっていく・・・。

www.gov.uk

 

 

申請はPremium Serviceで1日で終了!

郵便で申請でいいというパートナーとなんとか説得して、プレミアムサービスを利用して申請しました。やっぱり申請したその日に結果がわかるっていうのは、精神的にだいぶ楽です。 

オンラインで予約しビザの申請料とヘルスサーチャージもそのときに支払いました。1,049+500ポンド(当時のレートでおよそ28万円也!)。

申請当日。ビザセンターがあるクロイドンまでは電車で1本でいけたので楽でした。予約は朝の8:20。入り口のセキュリティチェックを通って、受付を済ませ、しばらく待つと呼ばれました。担当の女性は優しい感じの人でした。書類を確認が終わると、奥の部屋に移動し指紋と写真の撮影。確かサインもしたかな。その後、同じビルにあるカフェで待つ事1時間半。。。無事ビザが取れました!これで2年半滞在できることになります!わーい!

ビザセンターから出てきたのはまだ12時前。早起きした甲斐があったなぁ。プレミアムサービスを利用するなら朝一番がオススメです。

 

これでしばらくはビザの呪縛から解放されることになりました。この取得までの1年間は本当に辛いことが多かったです。ケンカもたくさんしたし、結婚せずに日本にいた方が幸せなんじゃないかと考え込んだこともありました。頻繁に変わるビザのルールと理不尽なサービスに怒り、心が折れそうになりましたが、二人で協力して乗り越えられたことはこれからの結婚生活に大きな自信となりました。

年々厳しくなっていくイミグレーション。2年半後のビザの更新はもっと大変になっているかもしれません。

 

次回はパートナービザ取得までいくらかかったのか、お金についてまとめてみたいと思います。

ではまた。